学芸員室の雑記帳

桜の季節

目黒川の満開の桜

東京は桜が見ごろの季節となりました。寒さも和らぎ、とても過ごしやすく春を感じます。

市ヶ谷駅から地下鉄出口から当館への向かう外堀沿いにある桜も満開で、気持ちがとても癒されます。当館では、4月中旬展示開始予定の「取材記者 清水三十六 ー山本周五郎、最後のサラリーマン生活ー」の準備を急ピッチで進めておりますが、切り替えまでは、昭和初期に帝国興信所が作成した長者番付「全国金満家大番附」等、マネー番付大集合の展示がご覧いただけます。まだ、ご覧いただいていない方がいらっしゃいましたら、桜の見ごろが続くこのタイミングに、是非足をお運びください。

さて、本日が年度末、明日からは新年度がスタートします。卒業・入学・入社あるいは、人事異動・退職など人生の節目に際し、さまざまな思い出が蘇ってくる方も多いのはないでしょうか。自分自身を振り返りますと、不安と期待を抱いて社会人になった頃の記憶が蘇ってきますが、どちらかと言えば、あらたな世界に飛び込む不安のほうが大きかったように記憶しています。弊社には、明日から52名の新入社員が仲間として加わりますが、希望を胸に入社してくれる仲間を当館としても楽しみにしています。そして、新たな仲間にTDBの歴史や創業者の想いをしっかりと伝えることで、新生活の不安を少しでも払拭することができればとの気持でおります。

これから社会で活躍される新入社員、新入生のみなさんには、気負いすぎずに、夢や目標に向かって頑張ってほしいと願っています。新入社員、新入生のみなさま、頑張ってください!