お客さまのお声をきくための重要なツール、アンケート。当館も昨年からコンテンツコーナーに設置しております。
博物館へ行く目的として、歴史に興味がある・博物館が好きという方が多いかと思いますが、企業博物館である当館はそこに加えて、会社・事業内容に興味があるという方がいらっしゃいます。とはいえ、館内は基本的に自由見学ですので、お客さまの意見や感想をじっくりお聞きできる機会は少なく、来館目的や、展示のどこに興味をもってくださったのか、改善点はあるか、等々…ほとんど知ることができませんでした。
アンケート自体は以前からありましたが、必要に応じて記入をお願いするスタイルでしたので、今後の運営に活かすべく、内容を修正して常設することにいたしました。
現在開催中のテーマ展示「情報部創設60年企画 倒産60年史」では、「普段はあまり博物館には行きませんが、倒産展が気になって…」という方がいつもより多く見受けられ、多角的な視点からのご意見をいただけて、大変勉強になっております。アンケートを常設してよかったと、改めて実感しました。
自分自身も他館の見学へ行った際は、アンケートを記入することが多いです。どこが印象に残ったか、なにを疑問に思ったか、伝えたいことを考えながら展示をまわると、頭が整理されて、展示への理解が深まる気がしています。
ちなみに今回のテーマ展示では、情報記者が倒産現場の様子などを書いたコラム「記者日誌」が人気で、たくさんの反響をいただいております。会期も間もなく折り返しで、残すところあと2ヶ月。この機会にぜひご覧いただけたらと思います。
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