先日、企業コミュニケーション研究会“ざわざわ”の皆さまがご来館されました。社内報の編集や審査に長年携わってこられた企業コミュニケーションのプロフェッショナルです。以前社内報についての展示を開催した際にお世話になった方もいらして、今回は常設展示をたっぷり賑やかに楽しんでいかれました。
テーマ展示「歴史に残して伝えたい社内報」を開催したのは2017年。7年も前のことです。
当館に勤めてまだ1年も経たないなか、初めて手がけた展示でした。企業のことも社内報のこともよくわからず、すべてパネルという初の企画に戸惑いながら、手探りで制作にあたったことを思い出します。
今回ご来館された審査員の皆さまにご協力いただき、25社の社内報を取り上げ、各ご担当者に直接取材も行いました。他社の社内報をみる機会はほとんどありませんが、展示を通してそれぞれの企業風土や目的によって百社百様の社内報があることを知り、どの会社も担当者が熱い想いをもって創意工夫していることが伝わってきて、大変貴重な機会でした。
あの時の経験は今にも生きており、お世話になった方に巡り会い、また次へとつながっていくご縁に深く感謝しつつ、日々の業務を大切に、一つ一つ丁寧に向き合っていきたいと思います。