本日、帝国データバンクは125周年を迎えました。
明治33年3月3日(1900年)の創業から、現地現認による企業信用調査を続けて125年。感慨深いものがございます。
史料館も本日は休館日ですが、社内に開放し、静かにお祝いしております。
現在、9階の企画展に併せて、1階入口正面奥に、創業者の肖像画を展示しています。
創業者の還暦のお祝いに東京本社(当時は本所)の社員が贈呈したもので、帝国劇場の舞台背景主任を務めた画家の薄拙太郎による作品です。創業者が還暦を迎えたのは1930年、創業30年の年でもありました。創業30周年は還暦のお祝いも兼ねて、盛大に行われました。
重厚な色合いの肖像画ですが、襟に付けた桜色の社章2つがひときわ目立ちます。それぞれ、帝国興信所の「信」と日本魂社の「魂」の文字が入っています。「信」の社章は1975年まで使われていたもので、現在常設展示室にて展示中です。
今月刊行予定の『Muse』46号(創業125周年企画)にも登場しますので、ぜひお見逃しなく。