学芸員室の雑記帳

マイナーチェンジ (多言語化とHPリニューアル)

外国からのお客さまはほぼ0に等しいこのコロナ禍、長年の課題であった史料館の多言語化(日・英)をついに果たしました。なぜ今感もありますが、お客さまの少ない今だからこその取り組みです。

「ポケット学芸員」というスマホアプリをダウンロードしていただくと、展示キャプションのほとんどを英文で読むことができます。
「ポケット学芸員」は、早稲田システム開発株式会社が提供する、ミュージアムなどの展示をはじめとするさまざまな情報を案内するアプリです。多くの博物館が導入しているため、すでにアプリをインストール済みの方もおいでかもしれません。
展示室内のキャプション右上の番号を入力すると、画面上に英文解説が表示される仕組みです。番号を入力しなくても一覧表示で館外からも解説を読むことができます。
今回はキャプションの英訳のみですが、今後、日本語の展示ガイドも充実させていく予定です。ご期待ください。

「学芸員の雑記帳」は今回で一旦最後です。
次週よりお休みし、GW明けの5月9日にホームページをリニューアル、雑記帳は「学芸員室の雑記帳」として生まれ変わります。メンバーを1人加え、これまでのような記事の他、情報発信なども行っていきたいと思います。
リニューアルしたホームページでは、360°VRで館内を見学することもできます。こちらも併せてご期待ください!